ブルキナファソが国営金精製所を開設
概要
2026年9月29日、ブルキナファソの軍事政権を率いるトラオレ指導者は、国内で産出される金の利益を自国に取り込むことを目的とした大規模な金精製所の開設を発表した。同国はアフリカ有数の金産出国でありながら、これまで原石のまま輸出することで利益の大半を外国企業が取得してきた。政権は資源の国内加工を推進することで、国家収入の増大を図る方針を示している。
背景
ブルキナファソは西アフリカ有数の金産出国であり、金は同国の主要輸出品となっている。2022年にクーデターで権力を掌握したトラオレ政権は、フランスをはじめとする西側諸国との関係を断ち切り、ロシアとの連携を強化してきた。資源の自国管理強化は、軍事政権が掲げる「経済主権」路線の一環とみられる。
影響
西アフリカにおける資源ナショナリズムの拡大は金の国際市場に影響を与えうるほか、外国企業の事業リスクを高める懸念がある。
今後の注目点
精製所の稼働によって実際に国家収入が増加するかどうかが焦点となる。また、既存の外国資本による採掘事業との関係や、欧米企業の撤退・再編の動向、さらにロシア系資本の関与拡大の有無にも注目される。
日本の生活への影響
金の国際価格が変動した場合、金を資産として保有する日本の投資家や、金を原材料とする産業のコストに影響が及ぶ可能性があります。
出典:BBC Africa
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