EU、小口輸入に関税導入へ
概要
欧州委員会は2026年6月29日、150ユーロ未満の小口荷物に対する関税免除(デミニミス)を廃止し、1件あたり3ユーロの関税を新たに課す方針を発表した。TemuやSheinなどの中国系格安プラットフォームによる免税制度の活用を制限し、欧州小売業の保護を図る。
背景
デミニミス免除はもともと少額取引の事務負担軽減を目的とした制度だが、中国系ECが大量の小口荷物に適用することで事実上の関税回避手段となっていた。欧州の小売業者や製造業者からは不公平競争との批判が高まっていた。
今後の注目点
新関税の具体的な施行日や徴収方法の詳細が焦点となる。欧州内の消費者価格への転嫁や中国側の反応のほか、米国など他の主要市場が同様の措置に追随するかどうかも注目される。
日本の生活への影響
EUの小口関税導入を機に格安EC各社が価格戦略を見直した場合、日本の消費者がテムやシーインで購入する商品の価格が上昇する可能性があります。