米メキシコ間の家畜越境検問所が1年超ぶりに再開
概要
2026年9月25日、テキサス州とニューメキシコ州の国境に位置する最大規模の国際家畜越境検問所が、1年以上にわたる閉鎖を経て再開した。閉鎖の原因は、皮膚に寄生して組織を食い荒らす害虫「新世界ラセンウジバエ」の発生であり、家畜への深刻な被害拡大を防ぐため米当局が越境を停止していた。
背景
新世界ラセンウジバエは家畜の傷口に産卵し幼虫が生体組織を食害する害虫で、北米では過去に根絶されたとされてきたが、メキシコを経由して再侵入したとみられる。米国は家畜産業保護のため当該検問所を1年以上封鎖し、貿易・流通に大きな支障が生じていた。
今後の注目点
再開後も害虫の再拡大を防ぐ監視体制が維持されるかどうかが焦点となる。米メキシコ間の農業・家畜貿易の本格的な正常化に向けた検疫協力の行方も注目される。
日本の生活への影響
米メキシコ間の家畜貿易が正常化することで米国産牛肉の供給量が回復するため、日本への輸入牛肉価格や食肉流通に影響する可能性があります。