EUにて新たな移民法が成立
概要
欧州議会は6月18日、不法滞在者の強制送還対象を拡大する新移民法案を賛成418票・反対218票で可決した。強制送還の強化や、加盟国による域外の収容施設設置を認める内容となっており、難民申請者の保護を弱める制度との批判も出ている。
背景
EUは域内各国で移民・難民の受け入れをめぐる社会的摩擦が続いており、右派政党が各国で台頭する中で強制送還強化を求める声が政策に反映されつつある。
影響
EU移民政策の強硬化は欧州全体の人道基準に影響を与えるほか、日本が参加する国際的な難民・移民保護の枠組みの議論にも間接的に波及しうる。
今後の注目点
新法の実施に向けた加盟国の対応や、各国内での移民政策論争の行方が注目される。また右派議員の言動が欧州の政治文化や人権基準に与える影響についても議論が続く見通し。