スウェーデンのクリステンション首相が辞任を表明
概要
2026年9月17日、スウェーデンのクリステション首相は総選挙での敗北を受けて辞任を表明した。同国の総選挙で中道左派勢力が僅差で過半数を獲得し、社会民主党のアンデション党首が新政権の樹立に向けて動き出している。中道左派の政権復帰は2022年以来4年ぶりとなる見通し。
背景
クリステション首相率いる中道右派連立政権は、2022年の選挙で極右政党・スウェーデン民主党の閣外協力を得て発足した経緯があり、移民政策の厳格化や治安対策を主要政策として掲げてきた。しかし移民政策や福祉予算をめぐる国内対立が続くなか、有権者の支持を維持できなかったとみられる。今回の選挙結果を受け、中道左派ブロックへの政権交代が現実のものとなっている。
影響
スウェーデンの政権交代は北欧・欧州の政治バランスに影響を与えるほか、NATO内の政策調整にも波及しうる。移民政策の転換は欧州全体の難民対応の議論にも間接的な影響を及ぼすことが懸念される。
今後の注目点
アンデション氏が僅差の議席数のなかで安定した左派連立政権を樹立できるかどうかが焦点となる。移民・難民政策や社会保障の拡充、NATO加盟後の安全保障政策の路線がどう変わるかも注目される。
出典:BBC Europe
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