キプロス総選挙で極右政党が議席倍増
概要
キプロスで25日に行われた議会選挙で、ギリシャの極右政党「黄金の夜明け」に影響を受けた極右政党「エラム」が10.9%の得票率を獲得し、56議席の議会で議席数を倍増させた。同党は反移民・反トルコを掲げ、分断された島の検問所の閉鎖を主張している。
背景
キプロスは1974年以来南北に分断され、南部をギリシャ系住民が北部をトルコ系住民が統治している。極右政党「エラム」はギリシャ民族人民戦線を名乗り、強硬な反トルコ・反移民政策を掲げる極右政党として活動してきた。
影響
EU内での極右勢力拡大の一例として欧州統合や移民政策に影響を与える可能性がある。日本への直接的影響は限定的だが、地中海地域の政治的安定性への懸念材料となりうる。
今後の注目点
極右政党の議席倍増により、キプロス南北統一交渉への影響や、EU加盟国としての移民政策の変化、トルコとの関係悪化が注目される。主流政党との連立の可能性や政策への影響力拡大も焦点となる。